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熱発 尻痛

 雨である。
 風もあったので、通勤通学や仕事で表に出るひとは難渋するなあと思いながら雨天イップク場でイップクしていた。夜はまだ明けていなかった。
 先日、無精をして、雨も降っていないのにこのイップク場でイップクしていたら、遠くから警備員に怒られた。
「だめですよそこはタバコ吸えませんからね!」
「禁煙ですよ!」
 なにもそこまで怒鳴って怒らずともよいではないかと思ったが、非はこちらにあるので黙ってすごすごと正式イップク場である敷地外のミズキの下まで移動した。
 今日は雨天であるのでここが正式イップク場である。若いドクターなどもここで吸っているからいいのだ。ほんとうはいけなくても、いいのだ。近ごろはほんとうにもうタバコ吸いは人でなしみたいな扱いである。

 昨日の熱は、解熱剤が功を奏したのかすっかり平熱に戻った。ただの疲れ熱だったのだろうか。楽しいこともやはり身体や心のストレスになったりするので、そういうこともあるのだ。
 しりは相変らず痛い。痛いが、すこしだけ治る気配を見せて来たのでもうすこしの辛抱である。昨日はうまい具合にうんこを一気に出してしまったので洩らさなかったが、またあの水うんこ攻撃を受けたら漏らしてしまうだろう。いやだいやだ。
 思うにこの熱も下痢もしりも、抗がん剤ビダーザの副作用なのではないだろうか。ビダーザの前に使っていた抗がん剤では、投与されてから数週間後にかならず高熱を発した。先週は一週間、月曜日までビダーザ週間だったのだ。ビダーザもどこまで効いているのか、ぼくの余命はどうなるのか、また月末になったら主治医に聞いてみようと思う。