なまり色の週末

 曇り。空も道路も手賀沼も、みんな鉛色をしている。
 さみしげな日曜日、こういうのが今のぼくの気持ちによく似合う。いや、今日はまだ土曜日だけれども。

 血球の上がり方が今ひとつよろしくない。移植をして今日で丸二週間と四日目。白血球がゼロの状態になってから一週間以上が経過しているが、今朝の採血ではまだ上がってくる気配がなかった。主治医は、「来週月曜の採血結果によっては、さらにマルクをやって詳しく診てみましょう」と言った。
 そんなことをしている間に熱はもうすっかり下がってしまったようだ。熱だるさも同時に。だから食欲というか、何かを食べたいという気持ちにはなるのだけれども、いかんせん口内炎の方が絶好調に痛いので食べられない、というジレンマである。喉も、唾を飲み込むにも痛い。