柏なう

 柏に帰ってきた。
 入院生活ですっかりなまった身体に重い荷物を持っての移動は、やっぱりつらかった。新宿駅までと、柏駅から自宅までは、ぜいたくにもタクシーを使ってしまった。それでも到着したときにはへとへとにくたびれた。

 今書いている長編を、自宅でプリントアウトしようとしたら、プリンターがさっぱり働かなくてこまった。たぶんwin10になったせいだと思うのだが、ドライバーをインストールし直してなんとかプリントできたと思ったら、ページごとに数行が抜けていたので、大量のインクと紙が無駄になってしまった。まったくもう。
 やむなくファイルをワードで読ませて縦書きに設定してようやっとプリントできたのだけれど、途中でインクがなくなって買いに行ったりと、散々格闘してしまった。もうもう。
 それでも、格闘中にブチ切れてPCを窓からぶん投げなくなっただけ僕も大人になったものだと思っていたら、彼女に、「ぶん投げるだけの体力がなくなっただけじゃないの?」と言われてしまった。
 たしかにそうかもしれない。するどい洞察力である。
 ともあれ、新宿へ向かう前と、新宿でと、今日帰ってきてからと合計三日の格闘の末にやっとプリントができたので、これを使って推敲しようと思う。やはり画面で読むのと紙で読むのとでは違い、紙で読み直すと、それまで気づかなかったおかしなところがたくさん見つかる。だから、かならず紙でチェックしなければならないのだ。
 ここからの作業は明日以降にやるつもりである。明日の夜にはまた病院へもどらねばならないので、明日一日自宅でと、戻ってからの作業になる。
 しかし、久しぶりの自宅のでかいモニターはたいへん見やすくてよろしい。病院に帰ったら、またノートPCのちまちました小さい画面であれこれやらねばならない。
 老眼ジジイPC格闘もたいへんなのである。