好中球ゼロ

 今書いている長編が二百枚ほどなのだけれど、朝から一日その作業をしていたのでこちらの日記が書けず、こんな時間(夜の十時すぎ)になってしまった。しかし何はともあれ、そちらの作業が進んだのはよかった。調子のよいときにしかなかなか出来ないから。
 
 ところで、今回の抗がん剤治療が終わってから今日でちょうど一週間、しゃっくりもおさまり、あらかたの副作用は過ぎ去ったと思われる。
 僕の白血球は今が最低期で、一マイクロリットル中に千個しかない。好中球というものにいたっては、きっぱりと潔くゼロである。したがって、本来ならば感染症などに対する抵抗力はもっとも落ちている時期なのだけれども、このとおり体調はすこぶるよろしいのが不思議である。発熱を含めて、各副作用は、それぞれ一回の治療につき一回ずつと決まっているかのようだ。しかし熱が出ないことについて文句はまったくない。体調がよいおかげで作業もはかどるというものであるのでありがたい。

 ということで、一日の作業もおわり、窓から外の景色でも眺めながら、安らかに眠りに就こうと思う。
 おやすみなさい。