水面下30cm

 すっかり夜明けとともに目覚めるようになってしまった。
 今朝、目覚めてみると手賀沼が深い霧におおわれていた。霧の摩周湖なら趣も深いだろうが、手賀沼では今一つである。
 日が昇って霧は晴れたが、空は今日も曇りであった。
 
 気が付いたのだけど、僕はどうやらミズキへ行ってはじめて自分の心がどういう状態なのか判明するようである。沈み込んでいるのか浮いているのか。病室にいる間はとにかく閉鎖された空間で抑圧されていて、それすらわからないようである。
 今日は、例によって午前中は病室で抑圧抑圧で沈んでいた。昼まえになってやっとミズキに行ってみたところ、それほど沈み込んでいないものの浮上もしておらず、水面下三十センチ程度のところに浮き漂っている気がした。
 いずれにしてもそれすらをも保つのにデパス二倍量が必要な状態が続いている。解放されたいという気持ちは、日に日に強まっているようである。
 こまったものだ。