寝てしまいました

 天気予報どおり、朝から雨が降っていた。
 早くにわりとスッキリ起きられたので、傘をさしてミズキの根元に行った。さいわい風がなかったので、上から降ってくる雨を傘で避けながら、しばし雨音を聞きながらたたずんでいた。通勤や通学で雨で難渋しているひと達には申し訳ないが、何もすることもなく、どこへ行くでもないこんなときの雨は捨てたものではない。森の木々がよろこんでいるのが伝わってくるようであった。
 
 むかし、長野県のバンガローに数日泊まっていたときに、やはり雨の日があって、一日中バルコニーで雨音を聞きながら本を読んでいたことがあったが、そのときにも同じようなことを感じた。そしてそのとき、音楽もテレビもケータイもPCも、なにもなくても、ひとはなんら不自由のないものなのだなと思ったものである。
 
 雨のせいか眠くて眠くて、午後から寝て、夕飯を食べたらまた寝てしまった。
 夜に眠れるのだろうか。