三連休後半は熱発

 三連休後半もひたすらいい天気であったが、僕の方は熱が出てこまった。
 今回は喉の痛みからはじまったので風邪のようなのだが、例によって原因ははっきりしない。ただ、前回の発熱では三十八度台の熱などは発熱にもはいらないくらい元気であったのに、今回は三十七度台の微熱でけっこうヘロヘロしてしまっている。昨日は昼間もずっと眠っていた。
 そんなぐあいでなんだかへんてこなのだが、もともとがへんてこきわまりない病気なので、へんてこなことには慣れてしまった。熱さえ下がれば文句はないのだ。
 さいわいここは病院なので、ちょっと熱が出ただけでも、やれ血液検査だ、解熱剤だ、抗生剤だ、アイスノンだアイスバッグだといたれりつくせりである。そして看護婦さんに頼めばジュースでも新聞でも買ってきてもらえる。ひとり暮らしで熱を出してしまうとそうはいかないからね。とたんに食べ物にすら困ってしまうのだが、そういうわけで病院はたいへんよいところで安心なのである。
 今もこれを書きながら頭にアイスバッグ(昔でいうところの氷のう?)を乗せているのだけれど、たいへん気持ちがいい。昨日よりはやや調子がいいのかもしれない。
 
 昨日はそんな中、友人のヨシダくんがひとりで訪ねて来てくれた。ありがたやありがたやであるが、こちらがそんな具合だったのでちゃんとお相手が出来たかどうか不安である。
 ここ柏には友人と呼べるのは彼一人しかいない。他にも友人と信じていた人がひとりおり、その人を頼って柏に引っ越してきたのだけれども、信じて義理立てしているうちに、さんざん嘘をつかれ食い物にされてしまった。
 そんなぐあいなので、ヨシダくんは唯一貴重な地元の友人なのである。
 
 そういえば、馬車屋をやっているときもとある人物に手ひどく食い物にされたなあ。僕はどうもそういう星の下に生まれついているらしい。これでは商売なぞやってもうまくいかないのも当然である。しかしこちらのほうは少々金額が大きいので、遅きに失した感はあるが、近日中に提訴する予定である。
 九州のひとには申し訳ないが、柏のその人も、馬車屋のときのこの人も九州の人であった。僕はどうも九州の人との相性があまりよろしくないようである。ことに仕事においてはだ。やはり関東人には関東人がいちばんしっくりくるらしい。
 
 そんな九州であるが、あの玄界灘に沈みゆく夕日のうつくしさと、手つかずの森の素晴らしさはいまだに忘れられない。あの夕日をもう一度見て、あの森にもう一度行ってみたいが、それはかなわぬ願いだろう。